ガラスの保存容器に小分けした作り置きうどんと、つゆ・薬味

うどんの作り置き完全ガイド|翌日も伸びないコツと日持ち

「うどんをまとめて茹でておいて、翌日も使いたい」。そんなとき気になるのが、麺が伸びてコシがなくなってしまうことです。結論からお伝えすると、ゆでたうどんは下ごしらえと保存の仕方しだいで、作り置きしてもおいしさをかなり保てます。この記事では、作り置きで伸びてしまう理由と、翌日もコシを残すための茹で方・締め方・保存のコツ、日持ちの目安、そしておいしい温め直しまでを、北海道で麺づくりを続けるマルワ製麺がやさしく解説します。

うどんは作り置きできる?まず知っておきたいこと

ゆでたうどんは作り置きできます。ただし、茹でたてが一番おいしいのは事実で、時間が経つほど少しずつ食感は変わっていきます。そのため作り置きのコツは「変化をゼロにする」ことではなく、「伸びをできるだけ遅らせる」ことにあります。

保存期間の目安は、冷蔵なら当日から翌日まで、長くても2〜3日以内が安心です。小麦粉から作られる麺は水分を含むと傷みやすいため、それ以上を見込むなら冷蔵ではなく冷凍が向いています。数日より先まで保存したい場合の冷凍のコツは、茹でうどんの冷凍保存と解凍のコツの記事で詳しくご紹介します。

作り置きうどんが「伸びる」原因と対策

ゆでたてのうどんは、麺の中心と表面で水分量に差があります。コシのあるうどんでは、中心がおよそ50%、表面がおよそ80%といわれ、中心はかためで表面はやわらかい状態です。この差がちょうどよいコシを生みます。ところが時間が経つと、水分が麺全体に均一に行きわたり、中心のかたさが失われていきます。これが「伸びる」の正体です。

だからこそ対策はシンプルです。ひとつは、食べるときより少しかために茹でておくこと。もうひとつは、茹でたあとに冷水や氷水でしっかり締めて、それ以上水分が入り込まないようにすることです。この二つを押さえるだけで、翌日の食感が大きく変わります。

茹でたうどんの作り置き手順(冷蔵)

1. 少しかために茹でる

作り置きを前提にするときは、袋やレシピの表示時間より30秒ほど短めを目安に、少しかために茹で上げます。保存している間に麺がやわらかくなっていくぶんを、あらかじめ見込んでおくイメージです。

2. 冷水・氷水でしっかり締める

茹で上がったらすぐにざるへあげ、冷水でしっかり揉み洗いします。表面のぬめり(でんぷん)を落とすことで、麺どうしがくっつきにくくなり、コシも保ちやすくなります。仕上げに氷水にくぐらせると、麺が引き締まってさらに食感が長持ちします。

3. 水気を切り、油を薄くまとわせる

締めたあとは水気をよく切ります。水分が残っていると傷みやすく、食感も落ちてしまうためです。そのうえで、ごま油やサラダ油をほんの少量だけ全体にからめておくと、表面がコーティングされて麺どうしのくっつきを防げます。油の種類は料理に合わせて選んで構いません。

4. 一食分ずつ小分けにして保存する

一食分ずつラップで包むか、保存容器に小分けにして冷蔵します。まとめて入れるより、使う分だけ取り出せて乾燥も防げます。容器を使う場合は、乾燥を防ぐために軽くラップをかけてからふたをすると、風味の低下をおさえられます。

茹でうどん太麺

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日持ちの目安と保存容器

前述のとおり、冷蔵での作り置きは当日から翌日が目安です。どうしても数日おく場合でも2〜3日以内に食べきり、色やにおいに違和感があれば無理をせず処分してください。保存には、密閉できる保存容器か保存袋が向いています。空気に触れる面を減らすほど乾燥と酸化をおさえられ、おいしさを保ちやすくなります。

なお、生うどんのまま保存したい場合は、茹でずに冷凍したほうが風味を保てます。マルワの生うどんのような打ちたての生麺は、ゆでる前であれば小分けにして冷凍するのもおすすめです。

作り置きでやりがちな3つの失敗

手順どおりに下ごしらえをしても、次の3点でつまずくとせっかくの作り置きが台無しになります。先回りして避けておきましょう。

1. 水気を切らずに保存する……締めたあとの水分が残ったままだと、麺がさらにやわらかくなり、傷みも早まります。ざるで数分おくか、ふきんで軽く押さえてしっかり水気を切ってください。

2. 熱いまま密閉してしまう……温かいうちにふたを閉めると、内側に水滴がついて麺がべたつきます。粗熱を取ってから包む・ふたをするのが基本です。

3. 大きなかたまりでまとめて保存する……一か所にまとめると中心まで冷えにくく、くっついて固まってしまいます。面倒でも一食分ずつ小分けにするのが、結局いちばんおいしく仕上がります。

作り置きうどんのおいしい温め直し・食べ方

冷蔵した作り置きうどんは、食べる直前に手早く温め直すのがコツです。かけうどんなど温かくして食べる場合は、熱湯に数十秒くぐらせてから湯を切り、温かいつゆを注ぎます。電子レンジを使う場合は、少量の水をふってラップをかけ、様子を見ながら加熱するとほぐれやすくなります。

冷たいまま食べるなら、ざるうどんやぶっかけがよく合います。冷水でもう一度さっと洗って締め直すと、作り置きでも食感がよみがえります。締め方の基本は冷やしうどんの茹で方・締め方でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。いろいろな食べ方を知りたい方はうどんのアレンジレシピも参考になります。

マルワの生うどん

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よくある質問

Q. 茹でたうどんは何日くらい日持ちしますか?
A. 冷蔵では当日から翌日までが目安です。長くても2〜3日以内に食べきってください。それ以上保存したいときは冷凍が向いています。

Q. 作り置きは冷蔵と冷凍、どちらがよいですか?
A. 翌日までに食べるなら冷蔵、数日より先なら冷凍がおすすめです。市販の冷凍うどんがコシを保てるのは、急速に凍らせているためです。家庭でも、締めて水気を切った麺を一食分ずつ包み、できるだけ早く凍らせるとコシが残りやすくなります。

Q. 少し伸びてしまったうどんは元に戻せますか?
A. 完全に元どおりにはなりませんが、食べる直前に冷水でさっと締め直すと食感が戻ります。温かくして食べるなら、カレーうどんや煮込みなど、味が濃いめの料理に使うと気になりにくくなります。

マルワ製麺のうどんで、おいしい作り置きを

作り置きのおいしさは、元のうどんの質に支えられます。マルワ製麺では、北海道産の小麦を使い、コシと香りを大切にした麺づくりを続けています。すぐに使える茹でうどん太麺や茹でうどん細麺は、作り置きの土台にも便利です。打ちたての味を楽しみたい方にはマルワの生うどんを、北海道産はるゆたかの風味を味わいたい方にはひでちゃん小麦® はるゆたか平麺うどんやはるゆたか細麺うどんをおすすめします。

うちでの一杯を、もっと手軽においしく。マルワ製麺のこだわりはマルワ製麺の特徴のページでもご紹介しています。

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