はるゆたかの生麺を活かす|品種特性を引き出す茹で方とアレンジ
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「はるゆたか」は、北海道で生まれた高たんぱくの強力系小麦で、生産量の少なさから「幻の小麦」とも呼ばれています。しっかりとしたグルテンが生み出すもちもちの食感と強いコシ、そして立ちのぼる小麦の香りが、そのまま麺のおいしさになります。ただし、同じ麺でも「どう茹でるか」「どう食べるか」で、この持ち味は活きも損ないもします。
この記事では、ひでちゃん小麦® はるゆたかの生ラーメン・生うどんを、品種の特性を最大限に引き出して味わう方法を、茹で方・締め方・シーン別のアレンジまで具体的にご紹介します。品種名まで知って食べると、いつもの一杯がもっとおいしくなります。
はるゆたかとはどんな小麦か(食感・風味のベース)
おいしい食べ方の前に、まずは「はるゆたか」という小麦がどんな個性を持っているのかを押さえておきましょう。特性を知ることが、そのまま茹で方のコツにつながります。
高たんぱくで、強いコシともちもち感
小麦に含まれるたんぱく質は、水を加えてこねるとグルテンになります。このグルテンこそ、麺にしたときのもちもち感やコシの素です。はるゆたかは国産品種のなかでも高たんぱくの強力系で、限りなく強力粉に近い性質を持つといわれます。だからこそ、はるゆたかの麺はしっかりとしたコシと、噛むほどに感じるもちもち感が身上です。「はるゆたか」がなぜ特別な小麦なのかは、「幻の小麦」ハルユタカとは?やはるゆたか小麦の解説記事でも詳しくお伝えしています。
豊かな香りと、ほのかな甘み
はるゆたかは、香りが立ち、香ばしさのなかに甘みも感じられるのが特徴です。強力系ならではのコシに、この風味の豊かさが重なることで、シンプルな食べ方でも小麦そのもののおいしさが伝わります。ほかの北海道産小麦との違いははるゆたかと他の小麦の違いもあわせてご覧ください。
だからこそ、「食べ方」で差が出る
コシと香りは、はるゆたかのいちばんの魅力です。ところが、この2つはどちらも茹で時間や締め方でかんたんに変わってしまいます。茹ですぎればコシは失われ、香りも飛んでしまいます。逆に、品種特性に合わせて茹でれば、その持ち味をぐっと引き出せます。品種名まで語れるマルワ製麺だからこそお伝えできる、はるゆたかに合った食べ方を次からご紹介します。
はるゆたかの生ラーメンを味わう茹で方
ひでちゃん小麦® 北海道はるゆたかラーメンは、コシと香りを活かした生麺タイプ。ポイントを押さえるだけで、お店のような一杯に仕上がります。
湯はたっぷり、麺はほぐしてから
まずは大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かします。湯量が少ないと麺を入れたときに温度が下がり、ゆで上がりにムラが出てしまいます。麺は鍋に入れる前に軽くほぐし、くっついたまま茹でないようにしましょう。麺同士がくっついたままだと、その部分だけ太いまま火が通ってしまいます。お湯の中で麺が泳ぐくらい、沸騰をキープしながら茹でるのが理想です。
茹で時間はやや短めで、コシと香りを残す
茹で時間はパッケージの表示を基準にしつつ、好みに合わせて少し手前で引き上げると、はるゆたからしいコシと小麦の香りがより際立ちます。ゆで上がったらしっかり湯切りをしてからスープに合わせます。湯切りが甘いとスープが薄まり、せっかくの味がぼやけてしまうので、ここは丁寧に行いましょう。
スープを活かした食べ方
はるゆたかラーメンは、味わいの異なるスープを選べます。コクのある味噌味、素材の香りが引き立つ塩味、北海道産丸大豆醤油を使った醤油味、そして濃厚なかに甲羅味噌味。どれも、コシのある麺がスープをしっかり持ち上げてくれます。お好みの具材を添えて、自宅で北海道の一杯をお楽しみください。

はるゆたかの生うどんを味わう茹で方
うどんは、はるゆたかの強いコシがもっとも分かりやすく味わえる麺です。茹で方と「締め」で、つるりとしたのど越しとしっかりしたコシを引き出しましょう。
たっぷりの湯と「締め」でコシを最大化
うどんは100gに対して1L以上、2人前ならおよそ3Lを目安に、たっぷりのお湯で茹でます。お湯の中でうどんが踊るような状態を保つのがコツです。冷たいうどんに仕上げるときは、ゆで上がったら流水でさっと洗い、しっかり締めます。これは麺の表面に付いたでんぷんを洗い流すためで、でんぷんを残したままだと麺がべたつき、くっつきやすくなります。締めることでのど越しとコシが際立ちます。ただし冷やしすぎは禁物で、麺が固くなりすぎて風味が落ちてしまうため、氷水よりも流水でさっと冷やすくらいがちょうどよい塩梅です。定番のはるゆたか平麺うどんやはるゆたか細麺うどんで、その違いを試してみてください。まずは少量から試したい方にはタレ付きの平麺2人前・タレ付きの細麺2人前もおすすめです。
冷でも温でも、一度締めるとおいしい
冷たいうどんは締めてから盛りつけます。温かいうどんにするときも、一度水で締めてから熱いお湯やつゆで温め直すと、麺がダレずにコシが残ります。ひと手間ですが、はるゆたかのもちもち感を活かすには効果的です。平麺はもっちり、細麺はつるりと、太さによって表情が変わるのも生うどんの楽しみです。

季節・シーン別のアレンジ
基本の茹で方を押さえたら、季節やシーンに合わせてはるゆたかの麺を楽しみましょう。品種のコシと香りは、シンプルなアレンジほど映えます。
夏は「冷やし」で香りとコシを楽しむ
暑い季節には、冷やして食べるのがおすすめです。はるゆたか冷やしラーメンなら、締めた麺のコシとキリッと冷えたスープの相性が抜群です。うどんも、しっかり締めてつゆでいただくと、のど越しよく夏の食卓にぴったり。冷やし麺をよりおいしく仕上げる茹で方・締め方は、生麺の茹で方と夏の冷やし麺の記事で詳しくご紹介しています。
定番アレンジで毎日の一杯に
釜玉風に卵とだし醤油をからめたり、ぶっかけで薬味をたっぷりのせたり。はるゆたかのもちもち感は、味付けがシンプルなほど引き立ちます。季節の野菜や薬味を添えるだけで、家庭の麺が少し特別な一杯になります。はるゆたかの各商品の違いはひでちゃん小麦®シリーズ全種ガイドでも比較できます。

まとめ:品種を知ると、麺はもっとおいしくなる
はるゆたかの持ち味である強いコシと豊かな香りは、たっぷりの湯で茹でること、そしてしっかり締めることで、しっかり引き出せます。ほんの少しのコツで、いつもの麺がぐっとおいしくなります。品種名まで語れる小麦だからこそ味わえる、はるゆたかならではのおいしさを、ぜひご家庭でお楽しみください。
マルワ製麺のこだわりや、ひでちゃん小麦®について詳しくはマルワ製麺の特徴をご覧ください。
