生麺のおいしい茹で方|夏の冷やしラーメン・冷やしうどんアレンジ
Share
気温が上がると、食欲があってもつい「さっぱりしたものを」と手が伸びるのが麺類です。じつは夏の冷たい麺は、麺そのもののおいしさがいちばんよく分かる食べ方でもあります。温かいスープに包まれる冬とちがって、冷やすと小麦の香りやコシ、のどごしがそのまま口に届くからです。
北海道・網走で製麺を続けるマルワ製麺が、生麺・生うどんのおいしい茹で方と、夏においしい冷やしラーメン・冷やしうどんのアレンジをまとめました。難しい道具は要りません。ちょっとしたコツで、家庭でもお店のような一杯に近づきます。
まずは基本。生麺のおいしい茹で方5ステップ
冷やして食べるときほど、茹で方の差が食感にはっきり出ます。まずはどんな麺にも共通する基本を押さえましょう。

1. お湯はたっぷり、鍋は大きく
麺1食に対して、お湯は1リットル以上が目安です。お湯が少ないと麺を入れた瞬間に温度が下がり、表面だけ煮えて芯が残ったり、麺同士がくっついたりします。大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かすことが、いちばん確実なコツです。
2. 差し水よりも「泳がせる」
麺を入れたら菜箸で軽くほぐし、お湯の中で麺が対流でやさしく泳ぐ状態を保ちます。ふきこぼれそうなときは火を少し弱めれば十分で、冷たい差し水を足すと湯温が下がって茹でムラの原因になります。火加減でコントロールするのがポイントです。
3. 茹で時間は表示より「やや短め」を狙う
冷やして食べる場合は、このあと氷水で締める工程で麺がわずかに引き締まります。パッケージの表示時間の10〜20秒手前で一本すくって食べてみて、中心にほんの少し芯を感じるくらいで引き上げると、締めたときにちょうどよいコシになります。
4. 冷やしは氷水で「きゅっと」締める
茹で上がったらザルにあけ、まず流水で表面のぬめり(でんぷん)を洗い流します。その後、氷を入れた冷水に移してしっかり締めるのが、冷たい麺をおいしくする最大のコツです。表面がキュッと引き締まり、コシとのどごしが生まれます。
5. 水気はしっかり切る
締めたあとに水気が残っていると、スープやタレが薄まって味がぼやけます。ザルを数回振って、しっかり水を切ってから盛り付けましょう。ここまで丁寧にやると、同じ麺でも食感がぐっと変わります。
冷やしラーメンをおいしく仕上げるコツ

冷たいラーメンは、麺の締め方とスープの温度が味の決め手です。スープはよく冷やし、器にも氷を用意しておくと、最後の一口までキリッとした冷たさが続きます。仕上げに製氷皿で凍らせたスープの氷を浮かべると、時間がたっても薄まりにくくおすすめです。
具材は、チャーシューや味付け卵に加えて、きゅうり・ミニトマト・コーンなど北海道らしい彩りの野菜を添えると、見た目にも涼しく仕上がります。マルワ製麺の冷やし生ラーメンは、生麺ならではのつるみとコシがそのまま冷やしで楽しめる一品です。小麦の香りまで味わいたい方には、幻の小麦「はるゆたか」を使ったひでちゃん小麦® 北海道はるゆたか冷やしラーメンもぴったりです。
冷やしうどん・冷や麦・そうめんの楽しみ方

夏の食卓の定番といえば、冷たいうどんや冷や麦、そうめん。同じ細長い麺でも、じつは太さで呼び方が分かれています。乾麺(機械めん)ではJAS(日本農林規格)で、直径1.3mm未満を「そうめん」、1.3mm以上1.7mm未満を「ひやむぎ」、1.7mm以上を「うどん」と分類しています。太いほど食べごたえが増し、細いほどのどごしが軽くなると覚えておくと選びやすくなります。
食べ方は、氷水にくぐらせる「ざる」、冷たいつゆをかける「ぶっかけ」、つけダレでいただく「つけ麺」スタイルが定番です。薬味は、ねぎ・みょうが・大葉・しょうがなど。香りの立つ薬味を数種そろえるだけで、シンプルな一杯が奥行きのある味わいになります。
うどんはコシが命。太さで食感を選ぶ
冷たいうどんは、コシの強さがそのままおいしさに直結します。しっかりした噛みごたえを楽しみたいなら、平麺のひでちゃん小麦® はるゆたか平麺うどん。のどごしよく軽やかに食べたいなら細麺のはるゆたか細麺うどんがおすすめです。生めんのつるみを幅広く試したい方には、マルワの生うどんや、生うどん・生冷や麦・生そうめんを一度に楽しめる選べる生うどん・生冷や麦・生そうめん 3食セットが便利です。
かんたん冷やしアレンジ3種
いつもの麺つゆや付属スープに、ひと手間加えるだけで食卓が広がります。生ラーメンの食感を活かしたい日は、北海道生ラーメン 選べる6食セットのように味を選べるセットが重宝します。
1. 冷やし担々麺風
冷やした中華スープにねりごま・少量のラー油・すりごまを混ぜ、締めた生ラーメンにかけます。豚ひき肉の甘辛炒めときゅうりをのせれば、コクと辛みで食欲が進む一杯に。
2. ぶっかけ薬味うどん
締めたうどんに冷たいつゆをかけ、大葉・みょうが・しょうが・すりごまをたっぷりと。温泉卵を落とすとまろやかさが加わります。麺の小麦の香りを主役にしたいときにおすすめです。
3. 海鮮のせ冷やしラーメン
冷やしスープの上に、ほたてやかにかまぼこ、錦糸卵をのせた北海道らしい一杯。塩味や醤油味のあっさりスープと相性がよく、見た目も華やかに仕上がります。
夏は生麺? 乾麺? 選び方のヒント
生麺はつるみとみずみずしいコシ、小麦の香りが持ち味で、冷やして食べるとその魅力がとくに引き立ちます。一方の乾麺は、常温で長く保存でき、食べたいときにすぐ茹でられる手軽さが魅力です。夏場は、届いたその日のごちそうに生麺、ストックとして常備するなら乾麺、というように使い分けると、暑い時期の食卓が楽になります。
どちらを選んでも共通して大切なのは、やはり「たっぷりのお湯で茹で、氷水でしっかり締める」こと。この基本さえ守れば、家庭でも麺本来のおいしさをしっかり引き出せます。
まとめ:夏こそ、北海道の麺を家庭で
冷たい麺は、麺そのものの実力がいちばん分かる食べ方です。たっぷりの湯で茹で、氷水で締め、水気を切る。この基本に、冷やしラーメンや冷やしうどんのアレンジを重ねれば、暑い日でも満足感のある一皿になります。マルワ製麺がどんな思いで麺づくりを続けているのかは、マルワ製麺の特徴のページでご紹介しています。この夏はぜひ、北海道の麺を家庭で味わってみてください。
